キリノ日記

フリーライター桐野りののマニアックな日記

勉強会のこと

(https://www.instagram.com/p/BgdlinhFM8E/)

一年前から期間限定の創作勉強会をやっています。

最長3ヶ月で募集は地元用アカウントのツイッター

参加資格はその都度違いますが、今回は「本気で作家になりたい方」「マーケティングが嫌じゃない方」です。

今回はテーマが地味なので、作家志望の方限定にしました。

集まったのは五人で、フリーライター二人、漫画家二人、占い師一人、と、プロが多いメンバーになりました。年齢は二十〜五十代と幅広いです。

私を含めた参加者が、次に進む勇気やアイデアを獲得できればいいと思ってます。 正直にいうと、話の内容自体はさほど重要とは思っていません。 それぞれが、感じたことを発表して確信を持ち、コンフォートゾーンから抜けるきっかけを見つければいいと思っています。

勉強会を始めたのとほぼ同時期に「脳科学」にはまりまして、「全ては右脳、ひらめきが決めている」という右脳説を私はとことん信じています。

左脳は行動に理屈、言い訳をつけているだけ。 ならば、もう一つだけの正しい真実を探る必要はないのでは、と。

期間中はFBグループを作りますが、終わるとさくっと消してしまいます。 新しい勉強会を立ち上げるごとに募集をかけます。 参加者にとっては面倒なやり方だとは思うのですが、思うことあって、こういう形をとっています。

やろう、と決めること、門を叩く勇気が、何より大切だと思うからです。

今回の勉強会はあと3回で終了です。

今から準備に行ってきます!

音声入力で小説を書く方法

f:id:kirinorino:20160217031142j:plain 小説を音声入力で書いています。

ICレコーダーにざざっと吹き込み、MP3ファイルを再生させて、speechnotesに読み込ませる。

speechnotes.co

それをお気に入りのエディタにコピペして、Mac音声入力をFnキー二度押しで起動。 修正します。 Mac音声入力は変換率が低くて使えない……と長年思い込んでいましたが、 「システム環境設定」→「キーボード」→「音声入力」→「拡張音声入力を使用」チェックを外す、という裏技を教えていただきすっきり解決。

iOSと同等の音声入力環境がMac上に手に入りました! ありがたいです!

scrapbox.io

これらのアプリを使いこなすのはとても簡単。変換率も高く、誤変換のストレスはありません。 ネックは声で文章を作る、という今まで経験したことのない行為に対する脳の恐怖です。

今のところ、完璧に克服は出来てませんが、速く書けるといいと思うので追及してみます。

「猿の手」の呪縛を振り切って〜大山祇神社で願かけにトライ

月に一度、創作仲間の森野ひまりさんとバス旅行に出かけています。
三月は愛媛の大山祇神社に行ってきました。

この神社の敷地内には、有名な木があるのです。
木の股を願い事を唱えながらくぐれば、望みが叶う。
そんな言い伝えが残る、大きな木が。

このような時、私の願い事はいつもシンプル。
『私と周囲の人たちがこの先も平穏無事でいられますように』。
決して無欲なわけじゃありません。 ただ、勇気がないだけの話です。

突然ですが『猿の手』という物語をご存知でしょうか。
願いを三つ、なんでも実現してくれる猿の手、という魔具を手に入れた夫婦が、結局全てを失ってしまった、という血も凍るような物語です。

「分不相応な欲をかけば、結局大きな不幸を呼び寄せてしまう。人間、現状維持が一番幸せなのだ……」
その考えは私の頭の中に、しっかりと刻みつけられました。

ご利益とホラー小説のオチを一緒にしては失礼かもしれませんが、とにかく、あの小説が私のチャレンジ精神をくじき、ありきたりな希望しか言えなくしてしまうのです。

「でも、今回は勇気を出して、毛色の違う違うお願いごとにするつもり。ひまりんもそうしなよ」

私の提案に、
「わかった」
のってくれるひまりん。

「じゃ、『ブログのネタを思いつきますように』にする」
「……マジで?!」

とりあえず、私は頑張りました。

『文筆家として大成しますように』。

厚かましくもそんな大それた願い事を唱えてきました。

ちなみに成功、ではなく、大成、にしたのが、ちょっとしたこだわりポイント。
一文字変えることで曖昧さをなくしてみました。

正直、本気で願ってるわけじゃありません。
大成だなんておこがましすぎです。
細く長くやっていけますように、ならしょっちゅう思ってるけど。 それとて、かなり大変ですよ。 それに小説なんてものは、コツコツやるのがいいんですよ。
書く場があるだけで幸せ。読んでくれる方がいるだけで、もうとんでもないことですよ。

なのでこの先万一、私がその道で大成するような奇跡があれば、それはこの時のご利益です。

というか、恐れ多すぎてバチが当たりませんように。

おまけ

欲張ると不幸になるぞ系のお話は、昔話にもたくさんありますね。
花咲か爺とか。
金の斧銀の斧とか。
浦島太郎はちょっと違うか?

こちらはひまりさんのブログ

http://himarimorino.blog.jp/archives/4597170.html

ブログタイトルを変えた理由〜ストーリーと踊る

ブログタイトルを、「キリノラボ」から「ストーリーとダンス」に変更しました。

私は物心ついた頃からの活字中毒で、幼少期からずっと物語を読む人でした。
そして約十年前にオンラインで小説を書き始め、以来、物語を作る人にもなりました。 今は物語で日々の糧を得ています。

気づけば物語と共に生きていました。

きっとそれは死ぬまで続くんだと思います。

私にとって物語とは、人生のパートナーのようなものです。 これからもずっと「物語」と、がっちりダンスを踊るように、離れず真摯に向き合っていきたい。 そんな願望をこめてブログタイトルを決めました。

「ストーリーとダンス」。
「ストリートダンス」をもじったわけではありませんが、ウェブ小説出身の私には「路上から出てきた」という意味でもぴったりな気がして、とても気に入っています。